初めまして。

四月から大信でプランナ－として働いているアイダハッサンヌディンと申します。

 

私はマレーシアから来ました。2016年10月から2019年3月まで名古屋工業大学大学院に

いました。

 

先日までイスラム教のラマダンの期間でした。

  

ラマダン（断食）とはイスラム教徒の大切な年中行事

 

イスラム教国家であるマレーシアでは、毎年「ラマダン(断食)」と呼ばれるイベントがあります！

 

厳密にいうと「ラマダン」とは「断食をする月」という意味になります。

期間は約1ヵ月ほどで、その間は多くのムスリム(イスラム教徒)の人々が飲食を止めます。

 

しかし、断食といっても1ヶ月の間何も食べない訳ではなく、日没から日の出までの間(夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂るのです。

これは外国人旅行者などの異教徒に強制されることは無いのでご安心ください。

ラマダンの時期は毎年11日ずつ早くなっていきます。

これはイスラム暦が純粋な太陰暦を使っているためです(太陰暦は1年＝354日)。

ちなみに2019年のラマダンの時期は5月6日～6月4日。 2020年以降のラマダンの時期は以下の通りとなります。

 

2020年：4月24日～5月23日

 

「ハリラヤプアサ」は断食明けのお祝い

 

 

 

一か月に及ぶ断食が終わると、待ちに待ったお祝いの日がやってきます。

それが「ハリラヤプアサ」なのです！ イスラム教徒であるマレー系の人々にとって、一年で最もおめでたい日の一つでもあります。

今年2019年のハリラヤプアサは6月5日、6日の2日間になります。

この日は、多くの人が新調した服装で出かけたりします。また、家の装飾替えや大掃除などもするそうです。

 

なんだか日本のお正月のようですね！